日本スーパーの豚こまは、これでもかっていうほど山盛りで売られています。この山盛りの豚こまを使って、豚汁と生姜焼きを作りました。豚バラを使っても美味しいですが、脂がキツくなってきたお年頃。我が家は豚こまを使います。
◎豚汁
⚫︎豚こま⚫︎ごぼう⚫︎玉ねぎ⚫︎人参⚫︎豆腐⚫︎油揚げ⚫︎こんにゃく⚫︎白だし⚫︎赤味噌⚫︎白味噌
★今回も冷蔵庫にあるもので作りました。大根や里芋を入れても美味しいですね。
◯下ごしらえ
・人参は乱切り、玉ねぎと油揚げは薄切りにします。
・豚こまは食べやすい大きさに切ります。
ごぼうはささがきにして、酢水に浸けてアク抜きします。ここでごぼうの話。豚汁にはかかせないごぼう。ごぼうがあるかないかで豚汁の味が変わりますよね。こんな美味しいごぼうを外国人は食べないそうです。独特の香りとえぐみが受け入れがたいとか。なので、ごぼうは日本スーパーしか手に入りません。(中国系スーパーならあるかも)ここのごぼうはびっくりするほど太くてながーーーい。この長さ、ちょっとした武器です。残念なのが、切った時に黒い輪っかみたいな模様が入ってること。気にしても仕方ないので普通に使ってます……あるだけでありがたい!そして、ごぼうの皮には栄養があるので必要以上に削がない方がいいようです。私は包丁の裏で必死にゴシゴシしてました。反省💦
豆腐は主人のリクエストで木綿豆腐を使います。キッチンペーパーにくるんで水気を取ると余分な水が出ませんよ。
こんにゃくは手でちぎり、臭みを取るためにお湯で2〜3分湯でます。ざるにおかあげします。おかあげとは、茹でたり煮たりしたものを水に浸けず、ザルにあげて水気を切ること。こうすると余分な水分が抜けて味がしみ込みやすくなります。手でちぎることも味を染み込みやすくするためです。
①鍋を中火で熱してごま油を入れます。ごぼう、人参、玉ねぎ、こんにゃくを入れ、油が馴染むように炒めます。
②豚こまはほぐしながら丁寧に入れ、弱火でじっくり炒めます。先に肉を炒めると鍋底が焦げつきやすくなるので野菜を炒めた後に入れます。
③豚こまの色が変わったら、水を1リットルくらい注いで白だしを加えます。白だしはあってもなくても大丈夫。野菜の旨みで美味しく仕上がりますよ。白だしがあるとしっかりした味になります。
④煮立ったら、垢を取り、油揚げを入れます。
⑤弱火にして味噌を溶きます。味噌汁は沸騰させると風味が落ちますが、豚汁は材料にしっかり味を含ませたいので二回に分けて味噌を入れます。
ここで味噌の話。味噌は、赤味噌と白味噌を使います。赤味噌8、白味噌2の割合で入れました。はじめに赤味噌と白味噌を溶いて、最後に赤味噌で調整します。味噌も日本スーパーで買うことができます。日本人は味噌がないとツラいですよね〜。ありがたい!ありがたい!
青ねぎを入れて、お好みで胡麻や一味唐辛子をかけてお召し上がりください。
◎豚の生姜焼き
生姜焼きはいろんなレシピでやってみましたが、行き着いた先はタモリレシピ。タモリさんのレシピをご紹介しますね。
⚫︎豚こま⚫︎玉ねぎ1個⚫︎生姜⚫︎小麦粉⚫︎酒⚫︎醤油⚫︎みりん
①玉ねぎは薄切りにしてサッと油で炒めます。油を使わない場合はレンジで数秒チンしてください。
②豚こまは食べやすい大きさに切り、小麦粉をからめます。肉は味が染み込みやすいよう手でちぎります。
③合わせ調整料を作ります。豚こま200gに対して、酒 大さじ3、醤油 大さじ3、みりん 大さじ3を合わせ、おろし生姜を入れます。
④よく熱したフライパンに油をひき、豚こまを炒めます。ちなみに豚バラを使う場合は、豚バラから油が出るので油は必要ありません。
⑤豚こまに火が通ったら、玉ねぎを加えて強火で焼きます。
⑥合わせ調味料を加え、中火で絡めながら炒めたら出来上がり。
◎豚汁と生姜焼き定食
生姜焼きにはかかせない千切りキャベツ。先日作ったポテトサラダも付けました。キャベツに生姜焼きのタレをかけるとしんなりしてうまうまですよ。これから春キャベツが美味しい季節。また春キャベツを使ったメニューもご紹介しますね。
ちなみにこの生姜焼きは3人前。足りないより、残した方がいい派。特に豚汁は多めに作った方が美味しいです。翌日の豚汁もさらに美味しくいただけますよ。
私は毎晩ご飯抜き。夜は晩酌タイムです。
この日は生姜焼きをシェアして乾杯!
豚肉ラブ❤️
うまうまでしたー
今日の一枚 : 五月の夕暮れ
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