umauma-gohan diary

〜サンフランシスコの暮らしと日々のうまうまごはん日記〜

リークとポテトのポタージュ

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大好きなスープのひとつ、リークとポテトのポタージュ。

 

朝夕冷え込むサンフランシスコにぴったりの温かいスープ。いまだクセが抜けず、朝5時には目が覚めるので、みんなが寝静まってる朝にスープ作りをしています。シーンとしてて集中力高まります。

 

 

◎Leek and potato potage soup

このリークとポテトのポタージュの出どころは、フランス説?アメリカ説?とあるようですが、共通して言えることは庶民的な家庭の味だということです。優しくてほっこりするスープ。お店で食べるとしょっぱい時もあったので、家庭で作ると好みの味にできますね。今回はリークの味と香りが立つ優しいスープにしました。

 

◎Leek(リーク)

リークはリーキ、ポロ葱、西洋ねぎとも呼ばれ、緑の葉の部分は太くて平べったく、白い部分は円筒形です。ネギ属の野菜ですが、刺激臭やクセはありません。ねっとりとした食感と上品な風味を活かして、ポタージュや蒸し煮、グラタンやオーブン料理に使われます。スーパーでも見かけますが、ファーマーズマーケットのリークは新鮮で大きい。ただ、かさばるし、ずっしり重いので持って帰るのにひと苦労します(笑)


◎リークとポテトのポタージュの作り方

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材料

リーク(大) 3本

玉ねぎ(中)半個

じゃがいも(中)3個

(男爵ではなくメークインの方がよいです)

にんにく 1粒

チキンストック 1ℓ

バター 大さじ2

生クリーム 100ml

塩胡椒 適量

 

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①リークはさっと洗って、根元を切り、縦半分に切ります。葉と葉の間に土や汚れが残っているので水でしっかり洗い落とします。

 


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②葉の部分は使わず、白い部分だけを3cmくらいに切ります。もったいないなーと思っても白い部分だけを使ってください。

 

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ザルにあげて、しっかり水気を切ります。

 


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③玉ねぎとにんにくはみじん切りに、じゃがいもは皮をむき薄切りにして、水にさらします。

④玉ねぎとにんにくとリークをバターでゆっくり炒め、全体がしんなりしたら、じゃがいもを入れてさらに炒めます。

 


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⑤チキンストックがあれば、そのまま入れてください。チキンストックがない場合は、別鍋で水を沸かし、チキン顆粒を入れてストック代わりにします。

⑥チキンストックを入れたら蓋をして、リークとじゃがいもが柔らかくなるまで約15分煮ます。

 


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⑦野菜が柔らかくなったら、荒熱をとって、ミキサーにかけピューレ状にします。長めにミキサーにかけると、じゃがいもがねっとりするのでだいたい10秒くらいが目安です。

 

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⑧最後に生クリームを加え、塩胡椒で味を整えます。味付けは一番最後にしてください。

 

◎Vichyssoise(ヴィシソワーズ)

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冷製スープで召上がれ

ポタージュをたくさん作ったので、残りを冷製スープでいただきました。弱火で火を入れて、ゆっくり牛乳を注ぎます。まとまったら冷蔵庫で冷やすだけ。食べる直前に生クリームをかけます。鉢のミントの葉が生えたので香りづけに一枚。

 

↓↓↓コーンスープの作り方載せてます

umauma-gohan.hatenablog.com

 

↓↓↓コーンポタージュの作り方載せてます

umauma-gohan.hatenablog.com

 

↓↓↓ボルシチの作り方載せてます

umauma-gohan.hatenablog.com

 

★ここで豆知識

アメリカにはコンソメがない。

スープ作りに欠かせないコンソメ。日本だと「コンソメの素」を使いますが、コンソメってこちらでは売ってません。どこでも売ってると思っていたのに、どこにも売ってません。


AJINOMOTOのコンソメが欲しくて、日系スーパーに行き、お店の人に聞いてみたら、動物系の輸入がとても厳しいので、店頭に並べるのは難しいと言われました。えっーーーやっぱりないのか( ̄∀ ̄)💦

 

日本に帰ったら、コンソメを買ってくればいいやと思いきや、動物系の食品は空港で没収さる可能性があります。アメリカでは、動物系の食品の持ち込みはとても厳しいです。同じ理由で、動物系のエキスが入ったインスタントラーメンの持ち込みも不可です。カップヌードルを頼まれて、没収覚悟で持ち帰るのにとても気を使ったことがありました。最近では、搭乗前の売店で売っているのを見かけて、売店で確認して買って帰った覚えがあります。もう勘弁して欲しい〜(~_~;)

 

話をもどします……💦

 

コンソメの代用品としてクノールのブイヨンがあります。ブイヨンは固形と顆粒があります。以前、コンソメと勘違いして買ってしまい、味が濃かったので今回は使ってません。

 

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一般的に使うのがスープストックやブロスです。鶏肉ベース、牛肉ベースがあり、万能スープです。アメリカ人は固形のコンソメは体に悪いということで使用しないので、液体スープを使うのが一般的みたい。

 

スープストックとブロスの違い

違いってあるの?と気になったので調べてみました。アメリカの調味料や食品は、成分や配合によって製品名が違うのでいちいち調べる必要があります(苦笑)

 

家庭で使う市販のものは大差がないようです。基本的には、ブロスはより多くの肉を使い、ストックはより多くの骨を使うので、ストックの方がリッチな味わいになるようです。
  

◼︎ブロスマイルドなテイスト→スープ用、ライスやポテト料理など

◼︎ストックリッチなテイスト→ソースやグレービーに向いています

 

以前、トレジョのブロスを使ってみましたが、どれも薄かった。ちなみにトレジョのブロスは、塩普通、塩少なめがあります。もっとコクが欲しいのでやはりコンソメを求めてしまいますね。

 

今回使ったチキン顆粒

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主人に買ってきてもらったのがコチラの顆粒《Herb ox》

色が真っ黄色で独特な味。一瞬、体によくないんじゃないかと思って表示を読むと……

・Gluten Free(グルテンフリー)

・Sodium Free(ソディウム(ナトリウム)フリー)

・Real Herbs(リアルハーブ)

・Natural Flavors(ナチュラルフレーバー)

安全そうです(^з^)-☆

 

うまうまは、やっぱりAjinomotoのコンソメを求めてしまうのでした〜( ͡° ͜ʖ ͡°)

 

うまうまスープ作りはつづく

All photos by umauma

 

 

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