umauma-gohan diary

〜サンフランシスコの暮らしと日々のうまうまごはん日記〜

アメリカの医療について

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アメリカで暮らすには

アメリカの医療は高額なだけじゃなく、本当に面倒くさい💦 主人が医療保険に入ってくれているお陰で病院には行けるし、月々高い保険料を払っているので信じられない高額の医療費を払わずに済みますが保険会社と医療のビジネスに振り回されている感じがしてほとほと嫌になります。医療保険に入ってない場合は病院にかかれないと言っても過言ではありません。こちらの人が余程のことがない限り、医者にかからないのは納得ですね。なので、アメリカで生活するには健康じゃなきゃ大変。アメリカといっても州によって違うと思いますが、今日は自分の体験談を含めたアメリカの医療について書いてみたいと思います。

医療保険

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日本は国民健康保険という社会制度があり、自分で自由に医者や病院を選べますよね。国民健康保険って、本当にありがたい制度です。アメリカにはありません。そして、保険会社主導とも思えるシステム。ホームドクターは保険会社のネットワーク内で選ぶ必要があります。治療についても保険適用か適用外によって医療費が大きく変わります。保険適用外になると高額すぎて払える金額ではないので、保険会社の判断が出るまで治療待ちとなります。もし適用外の治療を受けた場合は全額負担。緊急を要する病気にかかった場合、保険会社待ちは怖すぎますよね。そこは実際どうなんだろう?治療中でも保険会社の返事を待ってる間に病気が進行したらと思うとゾッとします。アメリカには【公的医療保険【民間医療保険がありますが、長くなるので今日は省きますね。

ホームドクター(かかりつけ医)選び

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アメリカの医療保険ではホームドクターの設定が必要になります。日本のように自由に医者選びはできません🙅‍♀️ 各保険会社のネットワーク内でホームドクターを選び、(緊急時を除き)病気やけがの受診、健康診断、生活習慣病などの健康相談もまずはホームドクターを受診することになります。専門医を受診する場合も、まずはホームドクターを受診して、紹介状を書いてもらわなければ受診できません。なので、ホームドクターとの相性はとても重要。相性が悪かったり、納得いかない場合は、労力がかかりますが見つかるまでどんどん変えた方がよいと思います。我々の今のホームドクターはとても丁寧に診察してくれて、病院も検査機関も家から歩いていける距離にあるのでありがたいのですが、保険を変える前は診てもらっても意味がないような医者だったので主人はいつも怒ってました。

◎手間も時間もかかる

日本の総合病院に行けば、内科、外科、皮膚科など、一つの病院でいろんな検査や診察や治療が受けられますよね。風邪気味で近所のクリニックに予約なしで行っても診てくれたりします。先にも書きましたが、アメリカではまずホームドクターに相談をして、専門医にかかる場合は紹介状を書いてもらう必要があります。話を聞くと、紹介された専門医が遠方だったり、あちこちの病院に行かされるケースもあるそうで、これでは治療の前に気持ちが萎えちゃいますよね。あと、家族の協力も必要になります。

◎高額すぎる医療費

一昨年のマンモグラフィーで胸に影が見つかり、精密検査を受けることになりました。結果は異常なし。しかし、毎年の検査で見落としがないように影が疑われた部分にチタン(金属)を埋めることを薦められました。もしものことがあったらと思い、受けることにしたのですが……切開して胸にチタンを埋めるという手術。周りでもそんな治療を受けた人は1人もおらず、その日が近づくとだんだん怖くなってきました。当日は医者や看護婦の皆さんがすごく気を使って下さり、精神的なケアをしてくれたので助かりましたが、緊張と不安と恐怖で終始ガチガチでした😅 その後、保険会社から「本来かかる費用」と「カバーしてもらった金額」が届いたのですが、本来かかる費用がひっくり返るほど高額で冷や汗が出ました。私の記憶が確かなら$40,000.00(約500万円)くらいだったかと💦 カバーしてもらえたので少額で済みましたが恐ろしや〜恐ろしや〜💦💦

◎歯医者

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歯医者はもう嫌だ!!!奥歯が急に痛くなり、主人と一緒に歯医者に行きました。歯医者も同様でホームドクターに診察してもらってからの治療になります。主人が前からお世話になっているホームドクターで丁寧すぎるほど親切な対応ですが、ホームドクターから受けられるのは虫歯のチェック、治療の相談、歯石を取るなどのデンタルケア。治療が必要な場合は別の部門に行かされます。

◎抜歯

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結果、私の奥歯は抜く必要があったので、紹介状をもらって、今度は抜歯専門の歯科医にかかることになりました。また新しい医者にいちから説明をしなければならないので主人頼り。医者は私の歯の状態やどういう治療をするかの説明をしてくれますが、何を言っているのかさっぱり分かりません。後日、歯を抜くことになったのですが、麻酔注射を打つ前に歯茎に液体を塗って軽く麻痺させるつもりが、どうやら看護婦がズレた場所に塗っていたらしく注射が痛いのなんのって。あとになって「ごめんねー」と謝られても、君ねー💦 で、ペンチみたいなもので思いっきり抜かれたものだから、抜く時に隣の歯に当たって今度は隣の歯が痛くなったり。

インプラント

アメリカ人は歯が命🦷……は大袈裟ですが、歯が汚かったり、歯並びが悪いと「自己管理ができない人」と見なされがち。小さい頃から積極的に歯の矯正をしてるのはこのことも理由のひとつだと思います。歯は重要なので私みたいに歯が弱いとインプラントを薦められます。治療も大変だし、高額だし、怖いし。でも、それより嫌なのは専門医をたらい回しにされること。これが嫌で仕方ない🙅‍♀️

◎歯茎の専門医

インプラントをするしないの前に、インプラントができるかどうか今度は歯茎の専門医のところに行かされました。三人目の医者です。私はとても歯茎が弱く、インプラントの治療をしても耐えられないかもしれないと言われました。結果が残念ではなく、このたらい回しはもう懲り懲り。非常に疲れました。

アメリカの病院のいい所

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最後になりましたがアメリカの病院のいいところもお話しします。私がみてもらった病院はどこも丁寧で親切な人ばかり。医者、看護師、受付の人まで、不愉快な人に当たったことはありませんでした。病院はどこも清潔で陰気な雰囲気はなく、壁には巨大なアートや花や自然や動物の写真がたくさん飾ってあります。例えば、院内の壁紙、ベッド、椅子など、カラーリングに気を遣われている様子が見受けられ嬉しくなります。患者を不安にさせない配慮が至るところにあります。患者へのケアはどこもピカイチです✨✨ 重病にかかったことがないので最新の治療やシステムは分かりませんが、胸にチタンを入れた時はアメリカらしい最新の治療を受けたように感じました。

◎うまの不安🙎‍♀️

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アメリカで生活していく中で真剣に考えないといけないのは老後の医療。重病をかかえたり、足腰立たなくなったり、認知症になったらと思うと本当に恐ろしくなります。どこに住んでいてもつきまとう不安ですが、アメリカの医療費や複雑なシステムを考えるとため息がでます😑 病気にならない為に日頃の健康管理、手遅れにならない為にもこまめな健康診断ですよね。コロナも落ち着いてきたので(また増え出したとか言ってるけど)先日、健康診断の予約を入れたら、なんと3ヶ月先ですってー💦 自分の為に、家族の為に、不安にならない為にも、健康診断はこまめに受けましょうねー😉 

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悩めるウマコ🙎‍♀️

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