ステーキ(素敵)を喰らう
アメリカでステーキを食べようと思ったら、どんな肉を買えばよいかご存知ですか?ステーキは部位によって楽しみ方が違いますよね。まずはアメリカのステーキ肉の一般的な部位をラインナップしてみました。
↑ネット引用
フィレ : FILLET・TENDERLOIN
一頭の牛から3%しか取れない希少な赤身肉です。赤身肉なのにとっても柔らかいのが特徴。クセがなく、甘みがあり、肉本来の味が楽しめます。ちなみにサンフランシスコでもっとも危険なエリアは「テンダーロイン」と呼ばれる地区です。このエリアで働く警察官はテンダーロインステーキが食べれるくらいの給料(高い給料)が払われるというハナシ。それくらいこのエリアはストレスが多く危険だという意味の例えです😅
リブロース : RIBEYE・RIB
適度な歯ごたえがあって、噛めば噛むほどジューシーな味わいです。 「どんな肉を選んだらいいかわからない」という方は、まずリブロース(リブアイ)を買ってみてください。王道のステーキなので間違いないと思います。ちなみにリブアイとリブは部位は同じですが、骨なしなのがリブアイ、骨付きなのがリブです。バーベキューソースで味付けされたリブをスペアリブといいます。
サーロイン : SIRLOIN
こちらもリブロース(リブアイ)と並んでメジャーなステーキのひとつです。 リブロース(リブアイ)に比べて脂身が少なく、歯ごたえがしっかりしているので肉を食べてる感が強め。脂っこいのが苦手な方にはオススメです。アメリカでは比較的リーズナブルな肉です。
ストリップ : STRIP・SHORTLOIN
ストリップは歯ごたえのある肉なのにジューシーです。リブロース(リブアイ)とサーロインのちょうど中間で良いとこ取りですね。
モモ・ランプ : RUMP・TOP SIRLOIN・ROUND
モモ(ランプ)はサーロインよりもヘルシーで比較的柔らかい赤身肉です。ステーキの中では低価格ですが、旨味もあってコスパよし。よく噛むのでダイエット中の方にはもってこいですよ!(笑)
我が家はその日の気分によって変わりますが、だいたいリブアイかフィレを買います。フィレは価格が高いのでハレの日に買う率が高いかなぁ〜。最近はサーロインやニューヨークストリップも買うようになりました。家庭で食べるステーキとしてはオススメですよ👍
◎RIBEYE and NEW YORK STRIP
この日はリブアイとニューヨークストリップを両方焼いてシェアしました。シェアして食べると肉の旨みの違いがよく分かります。
これはリブアイ。肉の厚みはだいたい2.5cmくらい。
これはニューヨークストリップ。肉の厚みは2〜2.5cmくらい。
アルゼンチンのステーキスパイスを擦り込んだだけ。フライパンを使って、サンフラワーオイルで焼きます。肉はスパイスを掛けてない方から焼いていきます。ちなみに上がニューヨークストリップ、下がリブアイ。
焼き時間は肉の厚みや好みの焼き具合によって変わります。我が家は二人ともレアが好み。強火で片面2分、もう片面3分焼いてから取り出して、5分置きました。
上がニューヨークストリップ、下がリブアイ。
付け合わせは芽キャベツにしました。肉を焼いた後の油を使って塩胡椒でサッとソテーします。余談ですが器はすべてヒースセラミックス(Heath Ceramics)サンフランシスコの器です。久しぶりに出しました。
リブアイはそのままで。焼いたガーリックを乗せても美味しいですよ。
ニューヨークストリップは大根おろしとポン酢でいただきました。さっぱりして美味しい。
◎TOP SIRLOIN
別の日はトップサーロインを試してみました。しっかりした赤身肉です。いつもは塩胡椒のみですが、ステーキスパイスを使い切りたかったのでスパイスとブラックペッパーで下ごしらえ。マーケットでアスパラが山積みされていたので付け合わせはアスパラに決定。余ったベーコンと一緒に焼いちゃいましょう。
上が私のステーキ。下は主人のステーキ。家庭で食べる時は肉の大きさがだいたい同じくらいのものを選ぶと焼きやすいようです。
綺麗に焼き上がりました。ステーキの端(写真)がミディアムレアの場合、肉の中心部はレアです。私は食べるのがめちゃくちゃ遅いので、モタモタしてたら熱が入りミディアムレアになってしまいます💦
◎RIBEYE
この日のリブアイは大きくて分厚め(約3cmくらい)だったので1枚焼いてシェアしました。塩胡椒とガーリックパウダーで下ごしらえしました。
いただいたコーンを塩茹でして、バターと塩胡椒とローズマリーで炒めた皮付きポテトが付け合わせです。ステーキの牛脂で炒めたガーリックチャーハンは主人用。
ミディアムレアもなかなか美味。焼き終わった肉汁に赤ワイン、バルサミコ酢、ほんの少しの砂糖をサッと煮詰めたグレービーソースを掛けても絶品です。最後の肉汁まで使い切りますよー。
人それぞれ 好みがあるのでなんともですが、アメリカ生活が長い主人はステーキを食べるなら、絶対赤身肉といいます。私は霜降り肉も赤身肉も好きですが、赤身肉は霜降り肉に比べて脂分が少ないし、赤身肉に慣れると霜降り肉は胃もたれするようになりました。レストランでステーキを食べるなら、テンダーロインやTボーンステーキを召し上がってみてくださいね😉
ウマウマステーキ🥩
All photos by umauma